ボンカレーの大塚明彦さんありがとう。


「ヒートパック、牛肉野菜入り」、これはボンカレーのうたい文句!女優の松山容子さんが笑顔で微笑むあの「ホーロー看板」は保存のいいもので、8万円の値が付いている。だからといって、失敬なんてことはダメよ~~!まだまだパック入りのそれもお鍋で温めてすぐに食べられるなんていうシロモノは世間に認知されてなかった。「3分間、待つのだよ!?」というCMもあったな~~。

ヒートパック(レトルトパック)なんて、なんだか ”怪しい” という印象を払拭するために当時の、お母さん、優しい、イメージの松山容子さんが起用された。同時に当時の市販カレーは今のような固形のルーではなく、まだ缶入りの粉末のカレーだったため、カレーを作るのは今ほど簡単ではなかった。

この「ホーロー看板」も当時としては新鮮、斬新ということで「うちにも貼って!」という店舗、地方のなんでもないところの人家の壁なんかに貼られていった。もうひとつその戦略として電車が減速する駅の近くに張られていたそうだ。これは現代に置き換えると、信号で停車するとき減速する、そのときの電柱に張ってあるヤミ金のポスターシールによく似ている。

そのレトルトパック、これは大塚製薬の本業である医療分野から、そうなんです、点滴から考案された。工学部出身の大塚明彦氏、それに加えて代々の製薬会社ということでしょう!頭のやわらかさなんでしょうね~~?謹んでお悔やみを申し上げます。

大塚ホールディングス、全体の売り上げで食品部門の3本柱、ポカリ、ボンカレー、オロナミンCは30%未満なのだ。オロナミンCのイメージキャラクターは大村昆さんから21世紀には嵐の桜井翔クンに受け継がれている。

続いて1953年発売のオロナイン軟膏、小学校、幼稚園に試供品として置いてもらうことで認知されていった!ここにも大塚の戦略が見て取れる。オロナミンCのネーミングはオロナイン軟膏+ビタミンCから。足して2で割る安直きわまりない、シンプルさが シブがき隊。また栄養ドリンクに炭酸をいれるという発想もオリジナリティーがある。

また上述の1968年のボンカレーは、Cest’ bon (おいしい)から来ている。

最後に大塚製薬は本業の製薬・医薬品事業では衆院選公示の本日2日、米国バイオベンチャーのアバニア・ファーマシューティカルズを約35億3900万ドル(約4200億円)で買収すると発表。そして精神科の統合失調症・治療薬、非定型抗精神病薬エビリファイ(アリピプラゾール)は大塚製薬の看板と言ってもいい。そのエビリファイは、全世界で発売され、アメリカでの売り上げが全体の8割を占めている。メガヒットでしょう!

大塚製薬は、ボンカレーでもない、オロナミンCでもなく、ポカリでもないんだ!統合失調症治療薬の大塚なのだ!!と大声で言いたい。

コメントを残す