後藤さんとパイロットと、リシャウィ死刑囚との身柄交換?_板ばさみのヨルダン国王はどうする?!


約60人のなんの罪もない人を爆弾テロで死に至らしめた死刑囚を解放するのか?

「テロリストと交渉すべきではない!」というヨルダンの世論、ごく普通の考え方だろう。「わが息子(撃墜されたヨルダンのパイロット・生存)の生還が第一だ!」というヨルダン国王。今、全世界が注目するヨルダンの決断。

ヨルダンは中東の中でも石油がない!ということは産業がない、どうするか?西側・アメリカ、西欧諸国と関係を構築する、それは日本ともつながってくる。天皇陛下とも親しい、情報機関もアメリカ主導なのだろうか?西側諸国の中東における最前線基地である中東のヨルダン、中学の教科書でもおなじみ、あの塩分の濃い”死海”がある国なのだ。

日本との友好関係もある、国民感情ももちろんある、そこに後藤さんの生命も関わってくる。まさに「板ばさみ」のヨルダン国。爆弾を巻きつけてスイッチが入らずに今回の逮捕、囚われの身となったリシャウィ死刑囚、仮に後藤さんとパイロットと身柄交換という条件で出獄するのであれば、ヨルダン国民はまたテロという死の恐怖に包まれることになる。厳しい条件を突きつけるものだ。

そこにイスラム国の弱体化も見え隠れする。資金源の油田はアメリカを主導とする空爆でほとんどが全滅、どこの世界でもカネがなくては何にもできない!戦闘員にも給料が払えない、「これじゃ、約束が違うんじゃね~!」という雇われ戦闘員の士気もあったもんじゃない。

後藤さんの母親の石堂順子さんの存在が光っている、なんとも落ち着きのある、上品な、頭のよさがこちらにもひしひしと伝わってくる。「末っ子だったから特別可愛かった!」こと、こんな状況がいつまで続くのか?、彼女の高齢が心配でならない。世界中の母親の、子どもを思う気持ちが伝わってくる。

直近のニュースでは、人質となっているパイロットと後藤さんの2人と死刑囚の身柄交換条件が取りざたされている、中山外務副次官のネゴシエーションだと思われる。ヨルダンの在日本大使館の黒塗りのレクサスが頻繁に出入りする。こういう状況の公務員の仕事にはまさに頭が下がる。

そしてこのイスラム国の、身代金目的の2人の拘束と、その後の1人の日本人の殺害、リシャウィ死刑囚との身柄交換条件、ヨルダンの国民感情と、安倍晋三の中東訪問を狙い撃ちした日本人の拘束、誰がこの指揮を執っているのかは定かではないが、イスラム国の相手を揺さぶる巧妙な手はず、策略、戦略には舌を巻く。

 

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