明仁天皇の生前退位、これを「男の流儀」と呼ばずしてなんというのか?


毎日皇居内を皇后陛下とともによりそいながらスロージョギングしておられる明仁平成天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁の関係者に示されていることが分かりました。これに対して宮内庁幹部は知らぬ存ぜぬという報道、「どないなってんねん?!」宮内庁がもみ消しを図ったのか。

この大英断と思う、「生前退位」これをご自分でそしてご家族とともに相談して(お皇后さまをはじめ皇太子さまや秋篠宮さまも受け入れられている)気持ちを示されたのに宮内庁がこのようなことでどうするのかといいたい。いつまでも地位と権力と名誉にしがみついて結局は辞職を余儀なくされた首都東京のトップとはまさに雲泥の差、恥知らずが跋扈する中での まさにこれが男の引き際・プロフェッショナル「男の流儀」ではあるまいか?

この明仁天皇のご決断は天皇としての「憲法に定められた象徴としての務めを十分に果たせる者が天皇の位にあるべきだ」という天皇・哲学によるもの!日めくりのように変わった自民党総理の交代劇、そのたびに皇居での任命式、国事行為をやたら頻発させる政治家の体たらく、これらでは天皇におかれましてももう「ギブアップ」状態ということを察知され天皇の位を生前に皇太子さまに譲るという「生前退位」を自らご提案されました。「数年内の譲位を望まれている」ということですが天皇のご健康を考えれば今年度中でもいいと思うのですが。

海外では、3年前、皇室とも親交の深いオランダの女王やローマ法王などが相次いで退位を表明して注目を集めました。知らないことは恐ろしいこと也!!日本でも、昭和天皇まで124代の天皇のうち、半数近くが生前に皇位を譲っていたのですね、そういう美学が天皇家にはあったのですから。

そして明治時代以降、天皇の譲位は消滅、江戸時代後期の光格天皇を最後におよそ200年間、譲位は行われていないという状況が続いていただけに私たちは驚いていますがこれがこの長寿社会の規範であろうと思います。次代を若い人に譲る!このバトンを55歳で引き継ぎ27年間この天皇職を全うされたのですから、そしてご本人のご決断なのですから私たちはそれを受け入れるしかないと思います。

明仁天皇は「憲法に定められた天皇の在り方を念頭に置き、天皇の務めを果たしていきたい」というポリシーのもと数々の皇室改革を断行され広く国民に親しみをもって愛されてきました。あのほほえみに私たちはどれだけ癒されたことでしょう。

 

 

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