シャルリー・エブドの編集長、風刺画家たちに想像力がないはずはないのだが?


今回 犠牲になられたシャルリー・エブド関係者のご冥福をお祈りいたします。

フランスはヨーロッパでもっとも移民を多く受け入れている国である。同時にイスラム国への最大の戦闘員供給国でもある。なんとも胸の詰まるような惨劇が起きてしまった。亡くなった「シャルリー・エブド」・編集長は過去にもなんども「警告」を無視する形でジャーナリズムの先頭に立ってきた。

しかしどうだろう?人々はペンを掲げて今回の事件に強く抗議する映像がフランスでアメリカで見られる。自分たちの主義主張だけでそれを世界中にアピールして正当性を連呼する。かつては日本も相当手厳しい諷刺画を描かれ、日本人そのものを揶揄され、からかわれてきた。同時にフランスは柔道大国であり、日本のポップカルチャーにも造詣が深い!日本大好きな国なのだ。

風刺を寛容に受け入れられる国とそうでない国があることぐらい分かりそうなものである。日本人はその諷刺画を笑い飛ばす国にまでなってきた、つい70数年前までは言論も表現も統制される全体主義国家であった。

ヨーロッパの国々にはアフリカに植民地を持ち、そこから奴隷として多くの黒人が連れて来られた歴史がある。イスラム教国家から連れて来られた、その子孫たちはどうだろう?フランス人として国籍を持っても生粋のフランス人とは大きな格差がある。それはもちろんフランスだけではない、英国もドイツも然り。「難民、移民を高いハードルをつけて頑なに受け付けない日本は黙ってろ!」と言われるかもしれない。

イスラム国に戦闘員として参加する者たちは、その置かれた環境でひどい”仕打ち”に似た扱いを受けていることは皆さんもご承知のはず!差別が幅を利かせて横行している。イスラム女子のスカーフ着用禁止、ブルカ、ニカブも 「ご法度」 なんて自由の国を掲げるフランスのすることですか??彼らにとっては信じる宗教を踏みにじられるに等しい。

ドイツでは、移民に仕事を与えて、ドイツ人は失業!スキンヘッドのネオナチが台頭して各地で政府に対する暴動が起きる。ヘイトスピーチなんて日常茶飯事!罵り方なんて半端ない。アメリカ、英国、フランスがイスラム国を先頭を切って空爆する。自分の祖先&ふるさとを 木っ端微塵に粉砕するこれらの国々は、彼ら・移民二世、三世の目にはどう映るだろうか?

今回の襲撃を受けた「シャルリー・エブド」の文化人を気取るジャーナリスト、編集者、風刺画家は想像力というものを持ち合わせていたのだろうか?、話を膨らませたり、からかったり、相手を馬鹿にするような行動は慎まなければならない!節度というものを持たなければならない。

インターネットでイスラム国が戦闘員を勧誘するように、そして世界各地でそのおかれた環境に不満を抱くものが、それに呼応してシリアに渡るように。その諷刺画もそれと同じ手法で世界中に拡散されていることを知らないはずないのだから。

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